事実

小説より奇がち

人生で初めて飛行機に乗り遅れて初任給のうち5万をドブに捨てかけた話

10連休のゴールデンウィークLCCでも飛行機は安くなかったが福岡の飲み会に参加したかったため弾丸予約(往復45000円)。羽田と成田だと交通費込みでも成田発の方が少し安かったため、成田発を予約した。


当日、朝7時に起き(飛行機は10時50分発)、最寄駅からおよそ2時間なのでまあ余裕だろうという感じで朝ご飯をゆっくり食べ8時に家を出た。
品川から行こうと思っていたがどの線に乗るかは決めていなかった(1本だとJR横須賀か京急?)ため、いくつか調べたのち、京急が1番安いかつ楽だろうということで京急の改札に入り成田空港行きのホームに行く。その時目の前で電車が出たが、東京だとよくあることだし次の便もすぐ来ると思っていた。


思っていた。


京急線成田空港行きの便は40分に1本しか来ないことを知らずに………

 

 


次の便を調べた時にようやく搭乗に間に合わないかもしれないと思い焦るがここで脳みそをフル回転させIQを10倍にして(普段のIQは2)、JR横須賀線から特急に乗ればギリギリ間に合う事に気づく。
よし!とりあえず次の横須賀線は5分後だな!行ける!と思い改札を出ようとするが勿論さっき入ったばかりなので弾かれる。窓口には大量の人がいておよそ5分後には間に合いそうにない…。


えぇ…………。


もうなんかだるくなったのでそのまま10時35分着の京急の電車に乗る事にした。この時はワンチャン間に合うんじゃね?と思っていた(間に合わない)。そして電車の中で、乗り場は第3ターミナルにある事、第3ターミナルに行くには1回第2ターミナルで降りて約10分歩いて行かなければならないことを知る。それでもなお、走れば間に合うんじゃね?と思っていた(間に合わない)。
第2ターミナルで電車から降りて即、秘技・スーパーオタクダッシュを発動してなんとか45分に搭乗口到着。果たして間に合うのか……?(間に合わない)


「お客様、どちらの便にお乗りになりますか?」


「ハァ…ハァ…えっと……10時50分発の……(チケットを見せる)」


「あ〜既にその便はゲートを閉鎖してますね〜。」


「えっ」

 

キートン山田「当たり前である」

 

絶望しかけたがここで救いの言葉が差し伸べられる。

 

「5000円追加でお支払いいただければこの後の便に振り替え可能ですよ」

 

内心ガッツポーズ。5000円なんて飛行機代に比べたら安い安いとルンルンで受付に向かう。

 

「あー、この後の便だと1番早くても19時半発ですね〜」

 

再び絶望。

 

「えっ、それは、えっと、えっ、次の便もその次の便も満席ってことですか」

 

「はいそうですね〜」

 

「キャ、キャンセル待ちとかは…」

 

「出来ないですね〜」

 

これが格安空港の弊害……(自分が悪い)。完全に間に合わなくなったので涙味のラーメンを空港で食べた。しかし諦めきれずなんとか他の方法で行けないか模索。東京駅から新幹線で行くことも考えた。

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しかし成田から東京駅は遠いし窓口混んでそうだしスムーズにいっても着くの19時以降になるのでは…と思いなかなか踏み切れず。

 

ここで運命を変える救いのリプライが大学の先輩から飛んでくる。

 

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神。

ていうか1.6万ってLCCより安いんだが!?(情弱)

 

そこから急いでANAマイレージアプリをインストール、会員登録して成田発羽田行きのバスに乗り込む。この時点で13時を回っており羽田に14時半ごろ着。そこからANAのカウンターに行き15時半羽田発福岡行きの便をゲット!

 

飲み会は18時からなので間に合う!

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めでたしめでたし。

 

【今回の教訓】

・成田は遠い。

ANAのU25割は神。

ツイッターはすごい。